「食」を文化,哲学,歴史,人類学などの分野から考察します。

最新記事

アユは日本を代表する季節の食材で、これを愛した北大路魯山人と佐藤垢石の記述を取上げて論じています。またアユの盛り付け方法に関する考察もおこない日本料理の根底にある陰陽五行の考え方を解説しています。

夏越の祓

6月30日に行われる「夏越の祓」では、神社に茅の輪が据えられ、茅の輪くぐりが行われています。また同じ時期には和菓子の水無月が食べられますが、その理由は何でしょう? コロナ禍の今夏に、夏の食べ物とそれを食べる理由を考えてみました。

文王

古代中国の周の文王は、殷の君主である紂王から、自分の息子が羹になった料理を出されます。文王がそれを知りながらその羹を口にしたのはなぜか。また文王は菖蒲の漬物を好物としていましたが、それに孔子が倣ったのはなぜかを探ります。

酒と大嘗祭

大嘗祭では黒酒と白酒という二種類の酒が儀式で用いられます。特に黒酒は久佐木という植物の灰が加えられて黒色に着色されています。なぜこのような酒が捧げられるのか?その酒にはどのような意味があるのか?どのように大嘗祭で使われるのかを説明しています。

養蚕

養蚕と稲作(食)はあまり関係が無いように思われるかもしれませんが、日本の神話を読んで行くと、双方には深い関係があることが分かります。これにはスサノオとアマテラスの関係がどのようなものだったのかということも関係していますので、神話にどのような意味があるのかを解説しています。

粟と大嘗祭

大嘗祭では米と共に粟も神饌として供されていますが、それが何を意味するのかについてはあまり語られていません。この記事では粟が捧げらる事は何を意味しているのか、「日本書紀」や「古事記」の記述を通して解明してゆきます。

大嘗祭

大嘗祭とは天皇が即位後に行う最初の新嘗祭でありそれを大嘗祭と言います。大嘗祭には多くの秘儀が守られており、どのような儀式が行われているのかの全ては公開されていません。「食」との繋がりが深い大嘗祭がどのようなものかを説明しています。

北村祐庵

茶人の北村祐庵が考えたとされてる幽庵焼きですが、江戸時代の文献から、それが誤った見解であることを検証しています。本文中にもありますが、幽庵焼きは、裏千家と辻留の関係から生まれた料理であると推測しています。

北条時頼

北条時頼は鎌倉幕府執権を務めた人物です。兼好法師の記した徒然草のふたつの段で、北条時頼に関する飲食にまつわるエピソードが取り上げられています。徒然草から北条時頼が、どのようなものを食べ、どのように酒を飲んでいたのかを探ります。

川端道喜

川端道喜は500年以上の歴史のある和菓子店です。粽(ちまき)が特に有名ですが、今回は川端道喜の歴史を掘り下げて語ります。利休との関係や、明智光秀とのつながりを説明しています。