能鼈
のうへい
総 論
脚が3本しかないスッポン。 『本草綱目』によれば、能鼈の肉は大寒で毒があり、人が食べると死ぬという。昔、ある人がこのスッポンを手に入れて、妻に命じて料理させ、食べてから寝た。するとその人はしばらくして血と水になって流れ、毛髪だけが残った。隣人は妻が夫を殺したのではないかと怪しんで訴えた。そのとき官が詮議したがよくわからず、このスッポンを捕らえて死刑囚に食べさせてみることにした。するとやはり死刑囚は血と水になって流れてしまった。そこで訴えは冤罪として取り下げられた。
http://www.toroia.info/dict/index.php?%E4%B8%AD%E5%9B%BD%2F%E8%83%BD%E9%BC%88
http://www.weblio.jp/content/%E9%BC%88?edc=MNGTR